パイロットのカスタムシリーズは、パイロットの代表的な商品で、とても人気があります。
金額が約1万円ずつの開きがありますが、価格以外にどのような違いがあるかご説明します。
なお、カスタムヘリテイジ91はカスタム74に関する記述、カスタムヘリテイジ912はカスタム742に関する記述をご参照下さい。

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ペン先

大きさと長さ

カスタム74は5号と呼ばれる大きさのペン先、カスタム742は10号、カスタム743は15号のペン先が装着されます。大きさは字幅ではなく、ペン先そのものの大きさです。
金品位はすべて14金です。
首からペン先が突き出している長さは、ペン先付根の首端面からペン先先端まで、5号・10号・15号で約2ミリずつ長くなります。
突き出す長さは、短い方が書いたとき小回りがきくような感じとなり、長いとどっしりしっかり書く感じとなることがありますが、3商品とも慣れれば大差なくお使い頂けます。
パイロットではカスタム742の10号ペン先が標準的なペン先大きさとなり、漆軸や限定軸には10号ペン先が使用されています。

字幅

字幅は、幅広い字幅が用意されていますが、特殊ペン先は、一部の商品にのみ用意されています。

硬さ

ペン先の硬さは、同じ字幅太さのペン先でも、743が一番硬いです。カスタム743のFAは742のFAと比べて、硬めです。

ペン先取付剛性

ペン先が取付けられている硬さは、カスタム743がいちばんしっかりしていますが、74・742と比べて極端な違いはありません。
このことからも、筆圧が強い方はカスタム743をおすすめします。

軸太さと金具

カスタム742と743は両方とも同じ太さです。カスタム74は少し細いです。
カスタム742と743は、軸とキャップのリングの幅が異なり、743のほうが幅広のリングがついています。

キャップの締め終わり

キャップを締め終わったとき、742と743はピタッとした感じで締め終わり、74は742などよりわずかに柔らかめの締め終わり感です。
これは、キャップ内部に装着されてペン先のみをシールドするキャップ(インナーキャップ)である「ナカゴ」と呼ばれる部品の素材が違うからです。カスタム74透明軸では、キャップの中に灰色のナカゴがあるのが見えます。ナカゴの入り口で首の端面(先端角の斜めになった部分)を受けるので、ナカゴと首の接触加減で締め終わり感が異なるのです。

首と軸のねじ

首のねじは、カスタム742と743は細かいピッチのねじ、74は粗いピッチのねじが切られています。ピッチが細かい方が首を脱着するために必要な回す量が多くなりますが、体感的な違いはありません。

コンバーター

742と743はコンバーター70が付属しています。74は別売りです。