使用時、キャップは軸の後ろに装着して使用するべきか

当店でも、キャップを軸の後ろに装着してご使用頂くことを想定して設計しております。
万年筆の軸設計として、軸の後ろにキャップが装着出来るようにしなければなりません。
装着するとき、キャップ内部と軸後部が2点で接触させることにより、キャップがガタつくことが無いように、筆記時容易に外れることがないように形状を形成しております。
キャップを装着して頂くまでもない短時間のご使用や、装着しない方がお好みの方など、未装着でご使用頂くことは何の問題もありません。
キャップを装着せずにご使用頂くと、軸単体ではクリップが転がり止めにならず、机上で転がる恐れがありますのでご注意下さい。
M形吸入方式の標準的なスタイルの場合、キャップを後ろにはめるとき、キャップは軸本体に装着されます。
後部つまみを緩めても全長は変わりません。

インクの色を変えたいがどのように洗浄すれば良いか

他の万年筆同様、お客様の元での完璧な洗浄は困難ですが、以下の方法できれいにして頂くことは可能です。
特に濃いインクから淡いインクや鮮やかなインクに変更なさる場合は、より完璧な洗浄が求められます。
コンバーターを装着して、水を吸入排出します。吸入排出した水が澄んだ水になるまで繰り返してください。
キャップの中も、濡らした綿棒で拭って頂いたり、水を流し込んでこぼすことを繰り返し、先端を細くしたティシューで水分を拭って洗ってください。
インクによっては、ペン先に結晶状の残留物が残ったり、洗剤を使用しないと色が落ちないことがあります。
当店でお預かりし、洗浄を施すことも可能です。
インクは変更せず、同じものをお使い続けて頂くのがベストです。

使用するインクはどんなインクが良いのか。カーボンインクを使用することは可能か。

おすすめインクは、パイロットのブルー・ブルーブラック・ブラックの3色のうちいずれかです。
上記3色は、非常におすすめ出来るインクで、群を抜いて優れたインクです。
他のインクでも問題ありませんが、一部に、あまりおすすめ出来ないインクもございます。
当店では現在市販されているすべてのインクを存じておりませんので、それぞれのインクの詳細についてお答え出来ない場合も多いです。
カーボンインクについては、他の万年筆に入れた場合と同様、乾燥した場合、水溶性が無くなるため、おすすめ出来ません。
万一インクの流れが滞った場合は当店での分解洗浄と、C2タイプの場合コンバーターの交換が必要になる場合があります。