軸太さ(軸径)とはどの部分の径か

軸とキャップのうち、軸の一番太い箇所(軸中心より少し後ろあたり)の外径です。この部分の外径で軸の太さを表記します。
当店の商品は、上記のように、軸の一番太い箇所の外径となり、伝統的にはこのような寸法表記となります。
以前は、寸法を尺貫法で表記し、15ミリ軸は5分軸と表記していましたが、当店では、ミリ表記で統一しています。
メーカーによっては、軸径をキャップ太さなどで称している場合もございます。

年月の経過とエボナイトの曇りの経過について教えてほしい

年月の経過でどの程度表面が変化するか、ご質問を頂きますが、保管状況によって激変するため、正確にはお答え出来ないです。
遮光して保管すれば、当店で使用しているエボナイトでしたら、表面はほとんど変化しません。
詳細は、エボナイトについて詳細解説をご覧下さい。

エボナイト製とハイブリッド軸のどちらがおすすめか

軸の素材を解説しているページでご案内している通りですが、以下、端的にご説明させて頂きます。
エボナイトは伝統的に使用されてきた素材で、日常手にする機会が全く無いです。
当店では、国内では他にはほとんど採用されていない、高級エボナイト素材を使用しております。
当サイト記載の内容から、エボナイトの素材特性に魅力を感じて頂ければエボナイトが良いです。
エボナイトの長所を取り入れたハイブリッド軸は、光により表面が曇ることはありませんし、エボナイトの香りもほとんどしません。

キャップ入口に金輪リングが無いが、入口が割れることは無いか

確かに、キャップ入口に金輪リングが装着されているものもありますが、これは装飾デザインのためです。
もし、割れることを防ぐならば、入口までリングがなければなりません。入口までリングを入れるとしても、リングを入れるために素材の肉厚を薄くすることがほとんどなので、リングを入れるためにかえって素材を弱くしてしまっていることになってしまいます。
当店の軸設計は、キャップ入口にじゅうぶんな肉厚を持たせているため、正常なご使用では割れることはありません。
キャップの内側にリングが装着されているものもありますが、これは、一部の軟質セルロイドのような収縮してしまう素材の商品に使われていました。
当店で採用している素材は、収縮することがないため、キャップの内側にリングを装着する必要はありません。

エボナイト製の万年筆の場合、インク出が滞る可能性があると聞いたが

エボナイトの硫黄成分が、金製ペン先の表面を少し色を変えさせる、エボ焼けという現象が起きます。ペン先の極表面のみ発生し、エボナイト製のペン芯などが使用されていた万年筆では高額品を含め、ほとんどの万年筆に見られた現象です。
特にペン先裏側のペン芯接触面にエボ焼けがみられるとインクの流れが悪くなるという話しが出回っているようですが、これはまったくもって杞憂に過ぎません。
ペン先裏側のペン芯接触面のエボ焼けを除去しても、インクの流れは変わりません。仮にエボ焼けがインクの流れを滞らせるとしたら、エボ焼けを除去するべき箇所は、ペン先裏側ではなく、切り割りスリットの隙間側面ですし、スリットにはスリットという名の通り隙間が空いているので、エボ焼けは問題とならないのです。